ネパールの最大の祭り「ダサイン」が10月7日、高岡市にある「とやま・ふくおか家族旅行村 ロッジ山ぼうし」(高岡市福岡町五位)で開催する。
富山ネパール文化交流協会の主催で、今年で3回目。ネパールやブータンなどのヒマラヤ山脈地方では、9月半ばから10月にかけて国内の最大行事「ダサイン」という祝いの行事が行われる。ダサインは、10日間の戦いの末、天界を窮地に陥れた魔神・マヒシャースラを打ち破った女神・ドゥルガの帰還を祝うというヒンズー教の祭り。ネパールでは学校、企業、公共機関などが約10日間にわたり休みになり、日本の正月のように故郷へ帰省し、家族や友人たちと共に祝う。インドのシッキム州では「ステート・フェスティバル」と称して祝い、ブータンでは国民の休日にもなっている。
当日は、県内外のネパール人と日本人が集まり、ネパール料理の提供をはじめネパールの舞踏、民族衣装の試着などが行われる。幸せを祈る儀式として、米とヨーグルトを混ぜた「ティカ」を額に着ける儀式も行われる。
射水市で仏教絵画の作家活動をするダルマ・ラマ会長は「日本在住のネパールの人たちと富山の人たちが仲良くなれるきっかけにしたい。ネパールの料理やダンスなどを通じて、お互いに交流しながら、ワイワイと楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は17時~。参加料は2,500円。宿泊可。参加予約はホームページ、フェイスブックで受け付ける。