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立山「まんだら遊苑」でナイトウオーク 立山曼荼羅の世界を幻想的に演出

キャンドルがともる「餓鬼の針山」

キャンドルがともる「餓鬼の針山」

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「まんだらナイトウォーク 光と香りのページェント」が9月8日・9日に、中新川郡立山町にある「立山博物館」(立山町芦峅寺、TEL 076-481-1216)敷地内の「まんだら遊苑(ゆうえん)」で行われる。

キャンドルを至る所に設置する

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 立山の自然と人間の関わりについて学術的・総合的に調査研究し、立山の歴史や文化、信仰などを紹介する同館。13ヘクタールにも及ぶ広大な敷地は、教界・聖界・遊界の3つのゾーンに区切られている。遊界ゾーンにある「まんだら遊苑」は、日本三霊山の一つである立山に伝わる立山曼荼羅(まんだら)の世界観を五感で体感できる施設。克服すべき地獄・地界、極楽浄土の理想郷・天界、両界をつなぐ立山登拝の道・陽の道、現世への再生の道・闇の道の4つのエリアで構成される。

 恒例企画である同イベントでは、キャンドルやLED電飾を至る所に設置し、苑内を美しくライトアップ。アロマやお香を使った香りの演出も施し、非日常的な異空間を楽しめるようにする。学芸員の細木ひとみさんは「普段は感じることのできない、幻想的な夜のまんだら遊苑の魅力を堪能してほしい。苑内には足元の悪い所があるので、歩きやすい履物で来ていただければ」と呼び掛ける。

 開館時間は18時30分~20時30分。料金は400円(大学生以下、70歳以上無料)。

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