「第20回高岡山町筋土蔵造りフェスタ」が8月25日・26日に、高岡市中心部の山町筋(高岡市御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町)で行われる。
今年で20回目を迎える同イベントは、毎年8月に開催。当日山町筋は歩行者天国となり、さまざまな企画で構成する。
土蔵造りの町として古くからの街並みを残す高岡・山町筋。伝統的建造物を数多く残す町並みは、2000年に国の重要伝統的建造物群保存地区としても選定された。山町筋は、御馬出町(おんまだしまち)、守山町(もりやままち)、木舟町(きふねまち)、小馬出町(こんまだしまち)の4つの町から成り、明治から昭和にかけて建てられた商人文化を色濃く残す土蔵造りの家々が建ち並ぶ。
同イベントは「古き良き街並みを多くの人に見てもらいたい」と、20年前より同地区で行われてきた恒例行事の一つ。展示会やマーケット、楽器演奏会など、山町筋の各家屋、店舗の中でさまざまな企画が用意されるほか、通りでは飲食ブースや、ラシックカー展示、ライブ、トークショーなどが行われる。富山銀行を中心とした建物のライトアップなども予定している。
土蔵造りのある高岡山町筋まちづくり協議会の会長・太田浩司さんは「今回は20回目と節目の開催。飲食ほかさまざまな企画を用意するほか、ライトアップや建物の前でちょうちんをつるす予定もある。夜の風情のある街並みも堪能していただければ」と話す。
開催時間は、25日=11時~21時、26日=11時~20時。