富山地方鉄道立山線「五百石駅」近くに4月30日、「まちなかファーム」(立山町五百石、TEL 076-464-1770)がオープンする。
立山町の特産品販売や幅広い世代の交流拠点として作られた同施設は、もともと商工交流館だった建物を取り壊し、新設したもの。「まちの駅」の機能は引き継ぎつつ、立山町の魅力を広く発信する場所としてリスタートする。
建物内には、立山町産の米粉で作る米粉パン専門ベーカリー「米っ粉倶楽部(くらぶ)」と、立山町に焙煎(ばいせん)所を持つ「FLAT COFFEE」の喫茶部門が併設。立山町産のラ・フランスのジュースをはじめ、地元素材を使ったジェラートやかんもち、越中瀬戸焼の器など、立山ブランド認定商品など地元の特産品の販売コーナーも設ける。
立山町商工観光課の水上春美さんは「これまで立山町には、街なかで特産品などの町の魅力を発進する場・町民と観光客が交流できる場がなかった。この施設ができたことを機に、地元の方はもちろん地域外の方にも積極的に活用していただきたい」と話す。
4月30日には10時よりオープニングイベントの開催も予定。地元産にこだわった農産物・特産品の販売、桜美林大学生による試食販売、姉妹都市である愛知県犬山市によるからくり人形の実演のほか、立山町出身のバス・バリトン歌手・大畑理博さんによるミニライブも開催。来場者には先着でラ・フランスジュースや地元素材を使用したジェラートを進呈するほか、米粉パンの割引販売なども行う。
営業時間は10時~18時(FLAT COFFEEは17時まで、米っ粉倶楽部は14時30分まで)。水曜定休(ゴールデンウイークは休まず営業、FLAT COFFEEは水曜・木曜定休、米っ粉倶楽部は水曜・日曜定休)。