「富山市民プラザ」(富山市大手町6、TEL 076-493-1313)2階のアトリウムで4月28日・29日、春季恒例の「サボテン展示会」が開催される。
1958(昭和33)年に創設した「富山サボテン会」は現在、20代から80代の男女48人が在籍する。同会が主催する同イベントは設立年から毎年行っており、今回で60回目を迎える。
会場では約10人の会員が丹念に栽培したサボテンや多肉植物を150点以上展示するほか、サボテン・多肉植物の販売コーナー、栽培相談コーナーも設ける。
同会員の金原英子さんによると、サボテンは日本でも愛好者が多く、近年ではたたずまいの美しさからインテリア性の高い植物として若者たちの間でもブームとなっているという。
金原さんは「今の季節はサボテンの花が開花する時期。サボテンのゴツゴツとした肌や鋭いトゲからは想像もつかないような鮮やかな花を咲かせ、タイミングが合えばそれを見ることができる」と話す。「ここ数年ではやりの多肉植物はマニアな会員たちによるレアなコレクションも多く、栽培歴50年以上のベテランが育てた作品は必見」とも。
開催時間は、28日=9時~17時、29日=9時~16時。