立山の麓に立地するコンビニエンスストア「立山サンダーバード」(立山町、TEL 076-483-3331)で4月頭から、春ならではの具材を取り入れたサンドイッチ、おにぎりの販売が始まった。
同店は店主の伊藤敬吾さんが手作りする100種類近くにも及ぶサンドイッチ、ハンバーガーや、立山の井戸水で米を炊き上げたおにぎり、昆布締めが売れ筋商品。スナック菓子「ベビースターラーメン」とチャーシュー、メンマをパンに挟んだ「ラーメンサンド」(270円)などのユニークなサンドイッチをはじめ、地元の名産品を取り入れた新メニューを定期的に開発している。伊藤さんのデザインによる雷鳥をあしらったTシャツ(2,800円)、アウトドア向け「サコッシュバッグ」(1,800円)などのオリジナルグッズも人気を博しているという。
今回、新たに販売される新商品ではホタルイカ、フキノトウなど旬のものを使用。サンドイッチ「ほたるいか菜の花チーズ」(450円)は、ゆでたホタルイカに菜の花を加え、チーズと和風だれをトッピングした。スイーツ系サンドイッチ「桜さくら」(290円)は、関西風の道明寺の桜餅と、桜の花と白あんが入った餅菓子を生クリームと共にパンに挟んだ。ほかにも自家製の逸品を使った「しいたけ醤油(しょうゆ)」「ふきのとう味噌(みそ)」(各170円)などのおにぎり、いのしし肉をスパイシーに仕上げた「いのししチーズカレー」(450円)などのサンドイッチを販売する。
伊藤さんは「富山の春と言えばホタルイカ。『ほたるいか菜の花チーズ』は、ぷりぷりにゆで上がったホタルイカに、菜の花を添えてより春らしいサンドイッチにした。『いのししチーズカレー』をはじめ、お客さんとの会話から生まれたサンドイッチもあるので味わってほしい」と話す。
営業時間は5時~20時。