「富山国際会議場」(富山市大手町1)で3月31日・4月1日、「第3回北陸オーディオショウ」が開催される。
北陸地方のオーディオ文化啓発とオーディオ業界振興を目的に開く同イベント。国内外の音響メーカーや輸入代理店など37社、約100ブランドが出展する。
開発から製造まで100%自社工場で生産しているというフランス製スピーカー「FOCAL」のフルラインアップ展示をはじめ、アナログプレーヤー、ネットワークオーディオ、4Kホームシアター、AIスピーカーなど、最新モデルのデモンストレーションと体験ブースが並ぶほかオーディオ評論家の講演なども行う。
富山県在住の演奏家による弦楽三重奏の生演奏をその場でハイレゾ録音し再生する企画も予定し、開催前から業界人やオーディオファンの注目を集めている。
会場ではレコード店「ディスクビート」(富山市五番町9)による約1万枚の中古レコード販売コーナーや珍しい輸入盤、高音質CDの販売コーナーも設置する。
実行委員会委員長で「クリアーサウンドイマイ」(富山市赤田)社長の今井芳範さんは「北陸は持ち家の人が多く隣家との間も広いため、オーディオを楽しみやすい環境。都会とは一味違うオーディオ文化の魅力を富山から発信していきたい」と意気込む。「普段なかなか目にすることのない製品もあるので、気軽に来場してほしい。音を全身で体感して楽しんでもらえれば」とも。
富山市在住の40代男性の一人は「自宅に眠っているレコードをまた聞きたくなり、レコードプレーヤーが気になっている。メーカーの方にいろいろ質問してみたい」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。