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富山でフットサル日本代表戦 世界王者アルゼンチン相手に善戦も敗れる

開始1分に日本代表が先制ゴール

開始1分に日本代表が先制ゴール

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 富山市総合体育館(富山市湊入船町、TEL 076-444-6688)で1月28日、フットサルの国際親善試合「日本-アルゼンチン」が行われた。

フットサル日本代表の国歌斉唱

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 日本フットサルリーグ「Fリーグ」の選手と海外組で編成されたフットサル日本代表は、2月1日から開催される「AFCフットサル選手権」に向け、25日に東京で2016年のフットサルワールドカップを制した強豪アルゼンチン代表を迎えた強化試合を行った。同試合は競技普及のために開かれ、日本代表戦として富山で初の開催となった。チケットは前日までに完売し、開場前から客が長蛇の列を作った。

 フットサルは、サッカーの約4分の1のピッチサイズで行われる競技。チームは5人編成で、前・後半20分を戦う。ピッチサイズが小さいためスピーディーな展開が魅力で、攻守の入れ替わりが激しく、スコアが動きやすいのが特徴。ボールがサイドを割るとキックインで再開、選手交代は何度でも可能、タイムアウト制度などサッカーにはないルールが存在する。

 試合は開始早々にセットプレーから、チーム最年少の清水和也選手(フーガドールすみだ所属)が先制点を挙げ会場内の3168人の観客を沸かせるも、世界王者となるアルゼンチン代表のクリスティアン・ボルット選手が同点に追い込んだ。前半は一進一退の攻防が繰り広げられ、17分に逆転ゴールを許す。後半は開始早々に2点を許し、日本代表は苦しい展開に。終了間際に日本のエース・森岡薫選手(ペスカドーラ町田)がGK(ゴレイロ)と交代して5人全員で攻撃を仕掛けるも、アルゼンチンの堅い守備を崩せず試合は1-4で日本代表が敗れた。

 会場に足を運んだ40代男性は「結果は残念だったが、子どもたちが日本代表サポーターと一緒に応援できて楽しそうだった。普段見られないプレーを間近で見ることができて大興奮。この機会に富山でもフットサルが広まってほしい」と話した。

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