魚津市の海の駅「蜃気楼」イベントホール(富山県魚津市村木定坊割)で1月14日、「魚津の朝市」新春初売りが開催される。
市内の特産品、地場産品を一堂に展示即売し魚津の魅力を発信しようと、漁業協同組合や魚商協同組合会員、農業者、小売業者らが旧魚津漁業協同組合荷捌き場に集まり、1995年から毎月第2・第4日曜日に開催されるようになったのが始まり。生産者らと会話をしながら旬のものを購入できるスタイルが市民や観光客から好評を博し、毎回3000人を超える来場者が集まる、魚津を代表するイベントとして定着した。2004年に物販・飲食施設「海の駅蜃気楼」がオープンし、同施設へ場所を移した。
約20のブースが並び、早朝に魚津港で水揚げされたばかりの鮮魚、農家直送の野菜・果物の販売のほか、塩干物の「浜浦水産」、かまぼこの「河内屋」、昆布の「四十物昆布」、ますずしの「植万」、コーヒーの「コーヒーのとみかわ」など、地元の食品企業も多数出店している。
飲食ブースもあり、毎回完売する名物は炭火で焼いた焼き魚、大漁鍋、ご飯の3点セット「朝市定食」(700円)。居酒屋の「浜多屋」、たこ焼きの「たこ八」などの人気飲食店も出店し、特別メニューが味わえる。
初売りの今回は、先着100人にカニを配布するほか、お子さまもちつき大会、福袋の販売、くじ引きといった老若男女が楽しめる催しを用意する。
開催時間は6時30分~10時30分。入場無料。