富山市総曲輪にあるワインバー「wine bar alpes (ワインバーアルプ)」(富山市総曲輪4)が12月30日・31日、ゲストを招き特別営業を行う。
自然派ワインを主力に取りそろえる同店。昨年10月のオープン以来、店主の池崎茂樹さんは「一人ではおよそたどりつくことができないアルプの風景を誰かとともに見てみたい」と暖めてきた企画として、ゲストを招いての特別営業を行うことになった。
第一回のゲストは、「Rrose Sélavy Press」の荒井洋平さんと、荒井江里さん。洋平さんはインテリアデザイナーとして同店の内装も手掛けた。江里さんは編集者として活動する傍ら、総曲輪にあるギャラリースペース「スケッチ」で月一回、パンの販売やケータリングサービスなどを行っている。当日は洋平さんがDJ、江里さんが料理を担当し、池崎さんが接客を担当する。
池崎さんは「この1年間を通して、一人だからこそできたこともあったという実感もあれば、これがもし誰かとチームを組んでいたらそこにはどんな光景が広がっていたのだろうという好奇心も芽生えた。今回ゲストとして招くRrose Sélavy Pressの2人は、私が県外から戻ってまだ間もないころから、知られざる富山の魅力的な場所や人との出会いを手引きしてくれた。店を育てていく上でとても大きな支えとなった。実は私はパンよりご飯派だが、江里さんの焼くカンパーニュは3度の飯より好き。洋平さんのDJは未知数だが、きっとアルプの内装で発揮してくださった抜群のセンスを披露してくださるだろう。元日に向け高まっていく祝祭的な気分とともに、この3人でしかありえないスペシャルな時間を楽しんでいただけたら」と話す。
来年以降は年に1~2回ペースで、県内外の自分の好きな料理人やDJを招いての特別営業を考えているという。
特別営業の開店時間は16時~22時。