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射水のデイサービスが主催するロックイベント フラワーカンパニーズら2組出演

2回目の出演となるフラワーカンパニーズ

2回目の出演となるフラワーカンパニーズ

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 射水市の「アイザック小杉文化ホールラポール『ひびきホール』」(射水市戸破)で12月2日、ロックイベント「かちゃカチャ熱遊陽(ねちゅーび)」が開催される。

2回目の出演となるフラワーカンパニーズ

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 富山型デイサービス施設「ふらっと」が企画する同イベントは、4年ぶり3回目の開催。ステージではバンド「フラワーカンパニーズ」と、富山県で活動する女性ボーカルの3ピースバンド「DROPOUT」が出演する。

 同イベントのテーマは、障がいを持つ人、人種、カテゴリーなどの壁を壊し、自分の殻を破って自分のやらなかったことやる「バリアブレイク」を掲げる。

 「ふらっと」の宮袋季美さんは「私の息子は障がい者だが、一緒にライブを見に行った際、一緒に踊って楽しんでいて、音楽が好きなんだと感じた。福祉は非常に堅いイメージで扱われ、障がい者にはクラシックを与えられがちで、ロックフェスは若者のものだと世間には思われがち。そんな世の中の見方を変えたい。ロックの楽しみを障がい者の方々と共に味わい、心から楽しんでいる姿を見てもらえれば」と話す。

 宮袋さんは「ロックフェスは、アメリカでは年代や障がいの有無に関係なく、さまざまな人に親しまれているが、このイベントを通じて日本でも同じだと感じた」と過去2回を振り返る。

 「フラワーカンパニーズ」は1989年に名古屋で地元の同級生と結成し、1995年にメジャーデビュー。「自らのライブを届けに行く」ことをモットーに、大型のミュージックフェスティバルから小さなライブ会場まで日本全国、年間100回を超えるライブを展開し「日本一のライブバンド」と称されている。9月には自主レーベル「チキン・レコード」から、通算16枚目のアルバム「ROCK ON 48」をリリースしている。

 宮袋さんは「富山型デイサービスを紹介するDVDを作るために、BGMをフラワーカンパニーズにお願いしたことがきっかけで、毎回出演していただいている。『いろいろなバリアをブレイクする』非常にフリーダムなライブとして楽しみにしており、多忙の中、いつもスケジュールを空けてくれる」と笑顔を見せる。

 地元バンド「DROPOUT」も前回に引き続き出演。ガレージ感あふれるロックサウンドと女性2人のボーカルとコーラスを前面に出す。

 会場ではフェースメーク、ボディージュエリーなどを用意。出演バンドの物販ブースも設置され、「どんちゃんの唐揚げ」「小杉CCのクレープ」などの出店も予定する。

 実行委員長でDROPOUTドラマーのATAGOさんは、「生まれ育った小杉で開くライブイベント。県内では富山市でのライブが多いが、地元で開催できるのはうれしい。近くに住む方もたくさん来場していただき、一緒に楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 12時30分開場、13時30分開演。チケット料金は前売り=3,000円、当日=3,500円。

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