魚津市の遊園地「ミラージュランド」(魚津市三ケ)で12月3日、「お客様感謝デー」が開かれる。
今年で35周年を迎えた同園は県内唯一の遊園地として県民より親しまれ、映画「8月のクリスマス」や「ストロベリーショートケイクス」のロケ地としても知られる。遊具は定番のメリーゴーラウンドやティーカップのほか、最新の設備を積極的に導入し、近年は魚津市の蜃気楼(ミラージュ)をイメージしたキャラクター「ミラたん」が園内各地に登場している。
入場ゲート付近では、6メートルを超える「メガミラたん」が来場者を出迎える。富山湾と立山連峰が同時に一望できる日本海側最大級(高さ66メートル)の観覧車「ジャイアントホイール」には、一つだけ「ミラたん」が描かれた「ミラたんゴンドラ」があり、来園者の間では運よく乗ることができると「当たり」とされている。水鉄砲で標的を狙う遊具「ウオーターシューター」や「バッテリーカー」にも「ミラたん」のモチーフを施し、今年は中に入り飛び跳ねて遊ぶ「ミラたん」型エアドーム「ミラたんふあふあ」も設置した。銘菓の「ミラたん」をかたどったたい焼き「ミラたん焼き」も販売する(粒あん入りとカスタードの2種類、1個120円)。
年内最終営業日となる当日は、2歳以下が無料、3歳以上は1,500円で遊具を乗り放題にする。同園の堀田由佳里さんは「毎年恒例のお客様感謝デー。冬季は休園するので、小さいお子さんから年配の方まで年内最後に思いきり楽しんでいってほしい」と話す。
息子とよく訪れるという魚津市の20代女性は「この時期は、雪化粧をした立山連峰を観覧車から眺めるのが楽しみ」と話す。
開園時間は9時~17時(遊具は16時30分に終了)。入園・駐車場利用は無料。