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富山弁アニメ「THE BROTHER」が8年ぶりに新作公開 一般人や企業がアニメに出演

第1話のロケ協力は建築士事務所「アーキラボMOU」

第1話のロケ協力は建築士事務所「アーキラボMOU」

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 富山弁を話す兄弟が主人公のアニメ「THE BROTHER 」が10月5日、8年ぶりとなる新作をユーチューブで公開した。

協力者に進呈するオリジナルT シャツとステッカー

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 同アニメの製作を手掛ける「The BERICH(ザ・ビリッチ)」は、魚津市在住の長男・宮坂和秀さんと次男の豊至さんによるクリエーターユニット。アニメを中心としたキャラクターデザインやCM、タイトルロゴ、声優、ウェブコンテンツ、音楽制作、LINEスタンプなどを手掛け、今年で結成11年目を迎える。

 8年前に初公開した同アニメは、スペースシャワーTVで連載番組を持つきっかけとなったという同ユニットの代表作品。富山弁を話す兄弟「ニーチャン」と「ブーチョ」の展開するボケと突っ込みで話が進んでいく。

 長男の和秀さんによると、今回の新作発表は、同アニメを「商品」として販売した背景によるもの。一般人から企業まで誰でもアニメの背景と登場人物になれる権利を販売しているという。

 和秀さんは「ロケ地を希望する人、声優として参加したいという人は意外に多いと思う。当企画を面白いと思ってくれる、しゃれの分かる人を訪ねて新作を作った」と話す。

 今作は木曜18時30分から「The BERICH」のユーチューブチャンネル上で配信する。富山県内にある企業や店舗などを舞台に、ニーチャンとブーチョが活躍する1分間の話を展開する。パイロット版は、南砺市のアニメ製作会社「PAワークス」が背景に登場。現在10話まで決定しており、11月23日まで週1回の配信を予定している。

 和秀さんは「今回は自分たちのわがままを聞いてくれる出資者を募り、60秒ぴったりの娯楽に徹した作品となっている。ロケ地や出演したい人はぜひ声を掛けてほしい。似顔絵感覚でアニメになれる」と参加を呼び掛ける。

 出演料は10万円~(税別)。出演者には、オリジナルのステッカーとTシャツを進呈する。問い合わせはTheBERICHホームページ問い合わせ、または(TEL 080-3748-6090)まで。

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