富山駅前のビル「マリエとやま」(富山市桜町1)7階にある「富山県民小劇場オルビス」で11月24日、「栗コーダーカルテット」と「ビューティフルハミングバード」がジョイントライブを行う。
1994年に結成され、現在は栗原正己さん、川口義之さん、関島岳郎さんの3人で活動している「栗コーダーカルテット」は、リコーダー、チューバなどの管楽器からパーカッション、ピアニカ、ウクレレまで多彩な楽器を奏でるグループとして知られる。NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」のテーマ曲をはじめ、映画、テレビ、CMなどにさまざまな楽曲を提供している。
2005年にリリースした「ウクレレ・フォース~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~」では、重厚なダース・ベイダーのテーマ曲「帝国のマーチ」をウクレレ、リコーダーの脱力系サウンドでアレンジ。「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」と称され話題になった。
ボーカルの小池光子さん、ギターの田畑伸明さんによるユニット「ビューティフルハミングバード」は、2006年にアルバム「空へ」でメジャー・デビュー。2011年にはNHK「みんなのうた」で、「ウメボシジンセイ」を担当した。オリジナル作品をはじめ、アイリッシュ・トラッドやゴスペルなどのカバー・アルバム、クリスマス・ソング集などもリリース。それぞれソロとして、細野晴臣さんやジム・オルークさん、コトリンゴ、テイ・トウワさんなどのアルバムにゲスト参加している。
今回のライブに関して栗コーダーカルテットは、「ビューティフルハミングバードと富山で共演するのは3年ぶり。彼らとのコラボレーションは、2014年秋の富山公演から始まった。その後は200回近い共演を重ね、インストゥルメンタル曲と小池さんのボーカル曲を織り交ぜた、色彩感豊かで楽しいサウンドを作り上げてきた。富山の皆さんにこのコラボをぜひ聴いてほしい。幅広い世代が楽しめる音楽なので、ご家族でお越しいただければ」と話す。