「富山県中央植物園」(富山市婦中町上轡田)で10月20日から、「第1回 サボテン・多肉植物展」が開催される。
地元のサボテン・多肉植物愛好家が結成する「富山サボテン会」が主催する同展。会員37人のうち14人が育てたサボテンや多肉植物約250点を同園入り口すぐの「サンライトホール」で展示・販売する。
同会は1958(昭和33)年から毎年春に、コレクション展示や販売会などを行っている。今年で59回目を迎えるが、同園での開催は今年が初めて。
企画に携わる会員の金原英子さんは「植物園職員の皆さんに同会の話をしたことがきっかけで興味を持っていただいた。いつもは春に展示会を行っているが、今回は秋の開催。タイミングがよければ、春には見ることのできないサボテンの花を見ることもできる」と話す。
同展では、育て方に関する相談コーナーやクイズコーナーも用意する。
金原さんは「成長はゆっくりだが、長い時間と愛情をかけて育てていくときれいな花やとげを実らせる。花が咲いた瞬間『頑張ったね』と言われているような気持ちになる」と魅力を話す。「中央植物園にはサボテン・多肉植物の展示がほとんどないため、今回は貴重な機会。たくさんの方に足を運んでいただければ」とも。
開催時間は9時~17時(最終日は16時30分)。今月22日まで