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富山のDJイベント「HOUSE GROW」が復活 ゲストにノルウェーのDJ

左からレギュラーDJのWATARU TAKANOさん、KENJEEさん、SHIMAさん、TACHIBANAさん

左からレギュラーDJのWATARU TAKANOさん、KENJEEさん、SHIMAさん、TACHIBANAさん

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 富山駅前にあるクラブ「MINORITY(マイノリティ)」(富山市桜町2)で10月21日、DJイベント「HOUSE GROW(ハウス・グロウ)」が行われる。

イベントのフライヤー

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 3年ぶりに復活する同イベントは、今回ゲストにノルウェー人DJのビョーン・トシュケさんを迎える。2002年に富山駅前のクラブ/ライブハウス「MAIRO(マイロ)」(同)が開店した頃、県内の若手DJが集まって毎月イベントを行うようになったのが始まり。ハウスを中心に最新のダンスミュージックからクラシックスと呼ばれる名曲までをDJが継ぎ目なく選曲し、来場者は一晩を踊り明かす。

 回を重ねるごとに評判を呼び来場者は増え、DJ EMMA(エンマ)さんなど、国内の著名なDJをゲストに招くようになった。2005年に3周年記念でアメリカからティミー・レジスフォードさんを迎えて以来、フランソワ・Kさん、ダニー・クリヴィットさん、ジョー・クラウゼルさん、セオ・パリッシュさん、ラリー・ハードさんなど、海外で活躍するDJも半年に一度のペースで招聘(しょうへい)。北陸のダンスミュージック・シーンを代表するイベントとなった。12年続いたイベントは、2014年12月の開催130回目で一度終了したが、県内のレギュラーDJが声を掛け合い、復活にこぎ着けた。

 主宰のKENJEEさんは「一度やめたパーティーだが、またやるからには海外からゲストを呼んで、大きく盛り上げたいと思った。お客さんにはクラブで遊ぶ楽しさ、DJと音楽の良さを体感してほしい」と話す。

 今回のゲストのビョーン・トシュケさんは、ノルウェーのダンスミュージックのゴッドファーザー的存在。1987年にノルウェーのベルゲンでラジオDJを始め、1990年代初頭から自らの作品を発表している。同イベントのゲストに登場したことがある、同郷のプリンス・トーマスさんやトッド・テリエさんに影響を与えており、コラボレーション作品もある。今回の来日ツアーでは、富山のほか、大阪、東京、札幌をDJとして回り、ハウス、テクノ、ディスコ、AORなどジャンルや時代を超えた楽曲をプレーする。

 同イベントによく訪れていたという射水市の30代男性は「富山でハウスのパーティーといえば『HOUSE GROW』。開場から終演までの時の流れに合わせた選曲が心地良く、さまざまな人や音楽との出合いがある。今回はどんなパーティーになるのか楽しみ」と話す。

 22時開場。入場料は3,000円。来場者には先着でミックスCDを進呈する。

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