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富山で「脱力劇画家」五月女ケイ子さん企画展 ヅラキャッチのコーナーも

パパの悲しみを目撃し、号泣する子どもになれる撮影コーナー

パパの悲しみを目撃し、号泣する子どもになれる撮影コーナー

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 富山市民プラザ(富山市大手町)2階アートギャラリーで7月28日から、イラストレーター・五月女ケイ子さんの企画展「五月女ケイ子の逆襲~ケイ子の裏博覧会~」が開催されている。

ハゲのカツラを受け止める体験コーナー「ヅラキャッチ」

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 シュールかつユーモラスな画風で知られ、「脱力劇画家」という異名を持つ五月女さんは、イラストレーターとして雑誌の挿絵やLINEスタンプ、アイドルユニット「ももいろクローバーZ」のグッズデザインなどを手掛けるだけでなく、コラムニスト、舞台女優など多岐にわたる活動を繰り広げている。

 同展では五月女さんがこれまでに描いてきた代表作を、「逆襲」をテーマに7つのコンテンツで再構築。「逆襲前(あるある哀しみゾーン)」では、「自分が呼ばれていない女子会の存在をSNSで初めて知る」「髪を切っても気付かれない」「居酒屋の予約をし忘れた」など、日常に転がる悲哀を表現。

 「あるある星人」コーナーでは、飲み会で場を盛り下げる「私、ウーロン茶でいいですか星人」、行く気がないくせに曖昧に答える「行けたら行く星人」、自分だけが安らぎの世界へ行ってしまう「助手席に乗ってガン寝星人」といった、身の回りに存在する厄介な星人をモビールでつるして紹介する。

 「逆襲スタート(かっこいいゾーン)」では、アナウンサー・草野仁さんをモチーフにした「草野仁の逆襲」、ランボーが花見の場所取りに向かう「ハリウッドの逆襲」のほか、ハゲのカツラを頭でキャッチする「ヅラキャッチ」体験コーナーを設ける。

 動画配信「バカ・ミゼラブル」、映画「バカ昔ばなし」といった、五月女さんが手掛けたアニメーション・映像作品を紹介する「五月女劇場」のほか、グッズ売り場「五月女百貨店」ではTシャツや豆皿、タンブラーなどを販売する。

 開館時間は11時~18時(水曜・金曜のみ20時まで)。観覧料は一般=500円、中学・高校・大学生=300円、小学生以下無料。8月14日まで。

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