富山駅前にあるクラブ「MINORITY(マイノリティ)」(富山市桜町)で4月26日、ドイツ・ベルリンを拠点に活動するシンガーソングライター、マーシャ・クレラさんのライブが行われる。
マーシャさんは、90年代半ばからバンドのギタリストとして活動を開始。ポストロックやシューゲイザーなどを取り扱う音楽レーベル「MORR MUSIC(モール・ミュージック)」から2002年に発売したソロアルバム「Luck」が海外で話題となった。多岐にわたるコラボレーション、映画・劇場音楽の制作など、ほぼ全ての楽器を自ら手掛けるマルチプレーヤーとしても活動。アコースティック・サウンドを基調としたエレクトロニック・ミュージックは日本のインディー・ミュージックファンからも評価が高く、2度目の来日となる。
カセットテープを中心に販売する「teto records」と、北陸を拠点に活動するアーティストの作品を販売する「TOKEI RECORDS」の音楽レーベル2組が共同で開催する同ライブ。出演者は、富山を拠点に活動するバンドinterior palette toeshoes(インテリア・パレット・トゥシューズ)のピアニストmiyoさんのソロプロジェクト「meimei」、金沢在住のシンガーソングライター2人で構成するフォークトロニカ・ポップデュオ「rima kato + ten tote」の2組。会場のBGM選曲を富山在住のDJ CHIGONさんが務める。
「meimei」のmiyoさんは「マーシャさんのキュートな歌声は、メロディーを明るく包んですてきな物語に変えてしまうような魅力がある」と話す。
「ソロプロジェクトとして2度目のライブで国内外の素晴らしいアーティストと共演できることがとてもうれしく、たくさん刺激をもらいたい。すてきな空間の一部になれるようなライブができれば。なかなか富山で見られないアーティストのライブを、たくさんの方に体感してもらいたい」と意気込む。
19時開場、19時30分開演。チケット料金は前売り=3,000円、当日=3,500円。イベント詳細は会場のホームページで確認できる。