富山県中央植物園(富山市婦中町上轡田)で4月13日~16日、「さくらまつり」が開催される。
現在、カンザクラ、ジュウガツザクラ、サトザクラ、キクザクラなど100種類以上の桜が見頃を迎えている同園。300メートルにわたって東西一直線に90本のソメイヨシノが咲き誇る桜並木が人気スポットとなっている。
期間中、桜並木の夜間ライトアップをはじめ、桜に関する研究調査・保護養成活動に取り組む市民団体「とやまさくら守の会」会員による観察会、並木に設置した問題を解いていく「桜のクイズラリー」など、楽しみながら桜について学ぶ企画を用意する。
4月15日は「ドリアスホール」で女性ボーカル・ユニット「TOYAMAヴォーカルソレイユ」のコンサート(10時~)、「渋川流富山剣詩舞」のパフォーマンス(14時~)を行う。
企画展「全国植樹祭で植えられるサクラたち」も同時開催し、魚津市で5月に開催する「第68回全国植樹祭とやま2017」で植樹予定のコシノヒガン、エドヒガン、コシノフユザクラなどの品種をパネルや実物で紹介する。
毎年、桜見物に同園を訪れているという富山市在住の60代女性は、「300メートルも続く桜並木は圧巻。昼もいいが、夜にライトアップされた桜も風情があっていい。池の水面に映る姿も美しいのでお薦め」と話す。
開園時間は9時~21時30分。入園料は、大人=200円、高校生以下・70歳以上無料。