高岡市のアジア料理店「バスネット・アジアン・ダイニング」(高岡市あわら町7)が2月より、新メニュー「カジャセット」の提供を始めた。
ネパール出身のネトラ・バスネットさんが店主を務める同店。昨年11月のオープン以来、ネパール、インドを中心に、数々のアジアンフードやアルコール類を提供している。
新メニューの「カジャ」とは、ネパールではランチとディナーの間に食べる軽食のこと。炊飯に時間と手間がかからず、ネパールの家庭や職場で常備食としても置かれている干し米「チウラ」を主食としている。「カジャセット」(1,000円)は、チウラを軽くフライパンで煎(い)り、お焦げが付いたコーンフレークのような食感のものを提供する。3種類のカレー(チキン、マトン、ポーク)から1つと、フライドポテト、チキンティッカ、卵、サラダとドリンクが付く。
高岡市の40代男性は「日本では米を干すのはなじみがないが、コーンフレークのように食べられるのでネパールの食文化が面白く感じる。おかずと交ぜながら食べるのが楽しい。お酒にも合う」と話す。
併せて、「カレーチョウミン」(1,000円)の提供も始めた。5種類のカレー(チキン、マトン、キーマ、ポーク、野菜、豆)から1つと、インド風スパイスで味付けしたネパールの焼きそば「チョウミン」に、サラダ、ドリンクが付く。「単品メニューのチョウミンを他の料理と一緒に気軽に楽しみたいという要望に応えた」とバスネットさんは話す。
営業時間は、11時~15時、17時~22時。