富山市のフランスアンティーク建具・家具店「leyenda(レエンダ)」(富山市水橋中村)で12月9日より、「merci marche」が行われている。
今年で創業5年を迎える同店は、オーナー自らがフランスで買い付けたアンティーク建具・家具、オリジナル什器(じゅうき)を販売。リペアや施工、インテリアコーディネートも手掛けている。
店長の寺西茜さんは「買い付けから修理まで全て自分たちで行っているため、他のフランスアンティークショップより安価で販売できる。手が届かずに諦めていたアンティーク家具を買い求めるお客さまも多い」と話す。
無垢(むく)材としっくいの塗り壁が特徴の店舗は、アンティークのドアや窓が取り付けられ、商品の施工例がイメージしやすい造りとなっている。撮影スタジオとしても利用でき、不定期でワークショップも行う。
寺西さんは「オープンした当初は首都圏のお客さまが多かった。近年は、富山をはじめ北陸のお客さまが増え、5年目の今年は地元での認知度を実感できる年になった」と振り返る。「飲食店などに使用された商品を見て、自分のお店にも採用するといった口コミも多くなった」とも。
期間中は富山市の生花店「Petitreve(プチレーヴ)」(布瀬本町)が店内の装飾を担当。ダイニングテーブルやチェアなどを値引き販売するほか、毎年好評のガラスや木製のオーナメント、ワイングラスなどクリスマスのコーディネートに勧めたい雑貨なども用意するという。
寺西さんは「5年分の感謝をセールという形でお客さまに還元できれば」と意気込む。
営業時間は13時~17時。通常はアポイント制だが、期間中は毎日営業する。今月23日まで。