富山市岩瀬にある競輪場「ドリームスタジアムとやま」(富山市岩瀬池田町8)で9月17日より3日間行われた「平成28年熊本地震被災地支援競輪第32回共同通信社杯GII」場内イベントで、競輪場が保持する記録としては初めての「ギネス世界記録」(ドリームスタジアムとやま調べ)が認定された。
ギネス世界記録を更新し、公式認定証を授与される「ライちゃん」
チョコレートで作った「世界最大の包み紙モザイク-Largest candy wrapper mosaic-」で認定された同記録は、ドリームスタジアムとやまのマスコットキャラクターの「ライちゃん」の顔を横3.6メートル×縦4.2メートル、面積14.75平方メートルの巨大モザイクアートで表現したもの。使用する包み紙は中身のチョコレートがその場で消費されたものでなければならないため、イベント広場で行われたキャラクターショー、お笑いライブ、キッズ職業体験、青空競輪教室などの各種イベントに参加した約2500人にチョコが配布され、食べることで「ギネス世界記録」に挑戦した。
制作時間は3日間計17時間で、今年3月に記録された福岡市の商業施設が持つ横4.5メートル×縦2.6メートル、面積11.88平方メートル の記録を更新した。
結果発表では、特設ステージにてギネスワールドレコーズ公式認定員の小池真理子さんからライちゃんに公式認定証が授与された。日本写真判定富山事業所の吉田祐介氏は「予想以上に審査が厳しく、ぎりぎりまで修正作業を行った結果、競輪場が持つ初めてのギネス世界記録に認定されて本当に良かった。各種イベントが好評で、競輪ファンだけでなく子ども連れのファミリー層に多数来場していただいたことが記録達成につながったと思う。今後も幅広いお客さまに、バンクで繰り広げられる迫力あるレースを見てほしい」と話した。
制作されたモザイクアートは期間限定で場内掲示予定。