和合地区の四方海浜公園(富山市四方西岩瀬石瀬)で7月31日、「WaGo!だらまつり 2016」が行われる。
「ダラダラ行こう! 燃えよう! 大海原と和合の祭」をスローガンに、今年で14回目を迎える同イベント。昭和初期まで盛んだった地域独自の盆踊り「だらだら盆」がモチーフとなっている。一般的には8月15日夜のみに行われる盆踊りが、同地区では8月15日夜から18日朝方まで、魚市場が開く合図の鐘が鳴るまで「だらだら」と踊り明かされたことから「だらだら盆」の名が付いたという。
その史実にちなみ、同イベントも朝10時から夜20時30分まで一日中「だらだら」と開催。富山弁で「バカ」を意味する「だら」にかけたユニークな企画も多数用意する。
子どもたちによるステージ発表やビーチフラッグ、大縄飛び大会などの競技、賞品が当たる「サマだらドリームジャンボ抽選会」「ウルだらクイズ」、「海浜だらだら市場」「縁日ワンだらンド」などの飲食スペースも設けるほか、クライマックスには花火も打ち上げる予定。
「大海原に叫ぶ! 燃えよダラコン」と銘打たれた新企画「だら-1グランプリ」では、18歳以上の男女30人が参戦。与えられたテーマごとに楽しく「だら」な未来への予言を叫んでもらう。「とやま」をテーマに予選を行い、上位5人が「オリンピック」をテーマに決勝に臨む。「和合のノストラダムス」となった優勝者には5万円の賞金を贈る。
会場内には「エコダラー・ステーション」を設置し全てのゴミを回収。会場内で販売している飲食物の容器・包装には「エコダラー・シール」が貼られており、同ブースへゴミと共に持って行くと1シール10円で引き換えることができる。
開催時間は10時~20時30分。