富山城址公園(富山市本丸)をメイン会場に10月8日から開催される野外音楽イベント「ビートラム・ミュージック・フェスティバル2016」の出演アーティスト第1弾が7月15日に決定した。
今年で5回目の開催となる同イベントは、音楽を通して中心市街地の活性化と魅力の発信、文化振興を目的とし、ビートラム実行委員会が2012年から開催している。
「ビートラム」とは、路面電車が軌道を鳴らす音をビートに例えた造語で、走行中の市内電車環状線の車内でアーティストが演奏を繰り広げる「トラムステージ」が話題となっている。今回はその「トラムステージ」をはじめ、城址公園の芝生広場に設けた「メインステージ」と「プラタナスステージ」の全3ステージの構成で演奏が行われる。
今回発表されたアーティストは、昨年メインステージでエネルギッシュなライブを見せた「ORIGINAL LOVE」ら8組。
4年連続の登場となる、今年ソロデビュー20周年を迎えたカジヒデキさんをはじめ、ステージを縦横無尽に動き回りや激しいライブに定評があるポップパンク・バンド「KONCOS」、同イベントのテーマソングを歌うシンガー・ソングライター南壽(なす)あさ子さんのほか、ロックバンド「シャムキャッツ」、新潟県を拠点に全国で活動するアイドルグループ「Negicco」、男女2人組デュオ「ハンバート・ハンバート」が初登場。スウェーデンの女性シンガー・ソングライター、マイア・ヒラサワさんも出演する。
日の夜には富山駅前にあるライブハウス「マイロ」で、中夜祭イベント「よふかしビートラム」も開催される。
同イベントの実行委員会は「県外はもちろん、富山県民が音楽に触れる休日を楽しんでほしい。第2弾発表も期待してもらえたら」と話す。
チケット一般販売に先駆け、両日券の割引先行販売を7月16日から7月24日まで実施。価格は両日券8,000円(一般のみ)。一般販売チケットは、1日券6,500円(中高生3,500円)、両日券1万円(同6,000円)。問い合わせは実行委員会事務局の北日本新聞社営業局企画事業部(TEL 076-445-3326)まで。