富山市婦中町にあるカフェ「SOHOLM CAFE(スーホルムカフェ)」(富山市婦中町宮ケ島)で6月26日、シンガー・ソングライター、カジヒデキさんがライブを行う。
カジさんは、1990年代に巻き起こった「渋谷系」ムーヴメントをけん引したアーティストの一人。1996年に「Muscat E.P」でデビューし、自身のルーツ(音楽体験)であるニューウェイブ・ミュージック、ギター・ポップ、ネオ・アコースティックなどのテイストを軸にポップな楽曲がテレビCMに採用されるなど活躍している。
1997年には、スウェディッシュ・ポップの第一人者であるトーレ・ヨハンソンさんがプロデュースした初のフルアルバム「Mini Skirt」がヒット。2008年には映画「デトロイト・メタル・シティ」の主題歌「甘い恋人」を書き下ろすなど、精力的に活動を続けている。
デビュー20周年を迎えた今年、15枚目となるアルバム「THE BLUE BOY」を5月に発売。パンク・バンド「KONCOS(コンコス)」の古川太一さんと佐藤寛さん、ポップ・ユニット「NEIL AND IRAIZA(ニール・アンド・イライザ)」の堀江博久さんや松田岳二さんらとコラボした全11曲を収録する。
オープニングアクトは、金沢や能登を拠点に活動している4人組バンド「やまも」が務め、アコースティック編成でライブを行う。
やまもは、ギター、マンドリン、ベース、ドラムで構成。6月15日に初のフルアルバム「YAM AMO(ヤム アモ)」を発売し、トランペットやピアニカ、グロッケンなどを取り入れたインストゥルメンタル・ミュージックが好評を博している。
やまもメンバーでマンドリン奏者の今井さんは「初夏に吹くさわやかな風のような、カジさんの音楽を聴けることにワクワクしている。オープニングアクトに選ばれたのはとても光栄。当日は、アコースティックならではの柔らかさやハーモニーを感じてもらえたら」と話す。
16時30分開演。チケット料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。