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富山「ほとり座」で「国葬の日」上映 大島新監督らの登壇も

ほとり座スタッフによる「国葬の日」の手作り掲示板

ほとり座スタッフによる「国葬の日」の手作り掲示板

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 映画「国葬の日」の上映が10月7日、富山市のミニシアター「ほとり座」(富山市総曲輪)で始まる。

ほとり座のシアターホール

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 「なぜ君は総理大臣になれないのか」(2020)、「香川1区」(2021)などを手がけた大島新監督による同作は、安倍晋三元首相の国葬当日の様子を、全国10都市の人々の姿を通して映し出していくドキュメンタリー。

 2022年9月27日、安倍晋三元首相の国葬が東京・日本武道館で執り行われた。賛否を問う世論調査の結果は、各社ともおおよそ賛成4割・反対6割となり、さまざまな議論を呼んだ。なぜ人々の意見は激しく対立したのか、国葬とは何だったのか。東京、山口、京都、福島、沖縄、北海道、奈良、広島、静岡、長崎でカメラを回し、人々の姿を記録する。

 大島監督は「国葬や安倍晋三さんという人のことを、本当のところはどう思っているのか、人々のリアルな気持ちを知りたかった。話を聞かせてくれた方は数十人だが、そこにはさまざまなバリエーションがあった」とコメントする。

 富山での上映を記念し、舞台あいさつとトークを行う。上映初日に大島監督と「私は白鳥」(2021)を監督した槇谷茂博さん、10月14日に「はりぼて」(2020)を監督した五百旗頭幸男さん、砂沢智文さんが登壇する。

 12日の舞台あいさつの開催時間は15時10分の上映回後=16時50分ごろから、14日は13時40分の上映回後=15時15分ごろからを予定。予約はホームページで受け付ける。上映は10月20日まで。

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