富山駅南北自由通路に1月22日・23日、地酒イベント「とやま駅ナカ酒BAR」が開催される。同22日は同所で14時からオープニングセレモニーを行う。
富山駅構内に「蜃気楼(しんきろう)のように出現する」予定という酒BAR
北陸新幹線開業1周年を記念して企画した同イベント。主催は、富山の地酒を愛する一般市民サークル「富山の地酒ファン倶楽部(くらぶ)」。
期間中、富山県酒造組合の協力で試飲会を開き、県内14酒蔵の地酒を1杯100円で提供。飲み比べが楽しめる。また、駅構内にある特産品店が並ぶ「とやマルシェ」の協力で、つまみの販売も行うという。
2009年7月に設立した「富山の地酒ファン倶楽部」には現在、638人の会員がいる。同事務局の原さんは「富山の地酒が好きな人、応援したい人、知りたい人が集まっているサークル。本当に富山のお酒で楽しみたい人が自主的に活動している。今回のイベントは、酒造組合と一般消費者とでイベントを開く珍しい事例。これをきっかけに県内外に富山の地酒の魅力を発信し、県の地域活性に貢献できれば」と話す。
「埼玉県の大宮でも今回のイベントのチラシを配布した所、とても多くの反響をいただいた。駅構内に常設してほしいとの声もあった」とも。開催前からイベントの手応えを感じているという。
開催時間は16時~20時。2月19日・20日、3月11日・12日にも同様のイベントを開く予定。参加する酒蔵は月ごとに変更する可能性あり。