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富山・問屋町のトトンで「酒かすフェア」 酒かすを使ったぜんざい・焼き菓子も

1月7日に提供する台湾風ぜんざいのイメージ

1月7日に提供する台湾風ぜんざいのイメージ

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 富山市問屋町の複合施設「トトン」(富山市問屋町1、TEL 076-471-0565)で1月7日より3カ月間、酒かすを使った企画「酒かすフェア」が開催される。

富山の酒造メーカーが提供する酒かす

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 老舗家具店「米三」(富山市中央通り)が2022年9月、新業態としてオープンした同施設。「食べる」「働く」「作る」「買う」を通じて、楽しくサステナブルなものづくりを体感することができる複合施設として「捨てるをまわす、くらしをつくる。」をコンセプトに、家具の循環(回収・再生・販売)を中心とした資源循環への取り組みを行っている。

 企画担当者は「多くの酒かすが産業廃棄物として廃棄されている現状を知り、おいしく酒かすを活用しながら、捨てることを回避しつつ、普段酒かすを使う機会の少ない人たちにも気軽に慣れ親しんでもらえるよう企画した」と振り返る。

 富山の酒造メーカー協力の下、酒かすをテーマにしたさまざまなコンテンツを展開。初日となる1月7日は、富山の料理研究家・山崎亮子さんが考案した「酒かすぜんざい」を1階イベントスペースで販売。台湾風にアレンジしたぜんざいと、子どもでも食べられるぜんざいを用意する。2階「トトンKITCHEN」では、魚津の老舗料亭「浜多屋」(魚津市)監修の下、期間限定メニュー「酒粕バター豚汁PREMIUM」を提供。2月・3月には新たな酒かすメニューを展開していく。

 2月は富山県内の店に協力を仰いだ企画を予定。ドーナツ店「SkiD」(総曲輪)、コーヒー店「cafe pump」(魚津市)、フルーツサンド店「シュシュ」(富山市)ほか数店による酒かすの焼き菓子を毎週土曜、1階「STORE」で販売する。

 3月は料理家・山崎亮子さんによる、酒かす料理教室を予定。家庭で気軽にできる酒かす料理のデモンストレーションなどを予定している。各イベントの詳細はインスタグラムで知らせていく。

 営業時間は10時30分~18時(KITCHENは7時~)。

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