砺波駅前にあるシェアスタジオ「GHOST NOTE」(砺波市表町)で10月30日、富山の独立系音楽レーベル「TOKEI RECORDS(トケイ・レコーズ)」がライブイベントを行う。
「Looks(ルックス)」と題した同イベントは、トケイ・レコーズが県内外からバンドやDJを招き、県内各所で開催している。今回出演するゲストは、同レーベルから音源をリリースした愛知の「Oavette(オーベット)」、石川の「Role(ロール)」、富山の「general fuzz sound system(ジェネラル・ファズ・サウンドシステム)」、岐阜の「quiqui(キキ)」といったポストロックやハードコアバンド4組。
オーベットは2012(平成24)年に名古屋で結成。緻密な音の反復と、異なるリズムを同時に演奏する「ポリリズム」という手法を用いた楽曲が特徴で、2019(平成31)年にEP「Oavette」を発売する。
ロールは2012年に金沢で結成。3本のギターを用いた重厚感のあるサウンドは「叙情・激情系ハードコア」と形容され、2022年にシングル「Decaying Shadow」を配信限定で発表する。
ジェネラル・ファズ・サウンドシステムは、2002(平成14)年に富山で結成。アコースティックギターを主に2本のエレキギターを加え、ポストロックやハードコアの影響を受けたサウンドが特徴。これまでに同レーベルから2枚のアルバムを発売している。
キキは、2013(平成25)年に岐阜で結成。ポストロックやマスロック、ハードコアの影響を受けた楽曲が特徴で、2021年にアルバム「Calendar/もう少しの暦 (Bone)」を、日英のレーベル共同で発売する。
トケイ・レコーズ代表の山内晃一さんは「レーベル創立5周年記念としてスタートしたライブ企画も、今回で13回目を迎えた。コロナ禍でミュージシャンがライブする場所や機会が減ってしまったが、みんな知恵を出し合って工夫している。アメリカのようにガレージやスタジオなど、演奏はどこでもできる。スタジオという特殊な場所ならではの生々しいライブを体験しに来てほしい」と話す。
15時30分開演。チケット料金は1,500円。