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富山・朝日町に縁のある中川龍太郎監督の最新作「やがて海へと届く」公開

真奈(右)とすみれ(左)は親友になる

真奈(右)とすみれ(左)は親友になる

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 中川龍太郎監督の最新作「やがて海へと届く」が、現在、「JMAX THEATER とやま」(富山市総曲輪)で上映されている。

富山県内ではJ MAXの独占上映となる

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 1990(平成3)年、神奈川生まれの中川監督は、慶応義塾大学在学中から映画制作に携わり、これまでに9本の作品を手掛けた。初監督作「Calling」(2012年)がボストン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞。以降は国内外の映画祭へ出品するなど、世界でも注目されている。父親が朝日町出身で、同所でロケを行った「四月の永い夢」(2017年)が、モスクワ国際映画祭・国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞した。

 「やがて海へと届く」は、直木賞ノミネート作家・綾瀬まるさんの同名小説が原作のヒューマンドラマ。憧れていた親友の死を受け入れられずにいる女性が、悲しみを抱えながらも未来へ踏み出そうとする姿を描く。主人公の真奈を岸井ゆきのさん、親友のすみれを浜辺美波さんが演じる。喪失から再生への物語を、随所にアニメーションを取り入れて表現し、映画ファンの間で話題となっている。

 作品を鑑賞した富山市在住の40代女性は「若い女性2人の友情の物語と思っていたが、友情と表すには危うく、互いを気遣い何も言葉にできないままの真奈とすみれの関係が切なかった。淡い水彩画のようなアニメーションと映像の使い分けによって記憶と記録の違いを表しており、新しい映画体験ができた」と話す。

 上映スケジュール、鑑賞料は同館ホームページで確認できる。4月21日まで。

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