
富山在住の写真家、徳光典子さんの個展「沼一丁目 雨男」が現在、滑川の古書店「古本いるふ」(滑川市瀬羽町、TEL 076-456-7620)で開催されている。
大阪出身の徳光さんは大阪教育大学美術科卒業。コマーシャルフォトスタジオでの勤務を経て、結婚を機に2000(平成12)年に富山へ移住する。夫婦で紅茶の専門店「アナザホリデー」(富山市岩瀬)を経営する傍ら、フリーのフォトグラファーとして活躍。主にブライダル、家族写真、広告写真などを手掛けるほか、ワークショップで講師も務めている。
今回の個展では、祖母から生前に伝え聞いたという「雨男」をモチーフに写真、コラージュ、インスタレーションなどの作品を展示している。展示について、徳光さんは「写真の枠にこだわらない、自由な手法で作品を制作した。祖母の話していた『雨男』が実在のものかどうかは分からないが、私の記憶の中にいる雨男を内向的に表現したので、自由に作品を空想してもらえれば。秘密の屋根裏部屋のような展示空間で、できれば独りで雨男に会いに来てほしい」と話す。
古本いるふ店主の天野陽史さんは「当店は富山の作家、クリエーターを応援していきたいと思っている。徳光さんのように、地域に根差したフォトグラファーの作品を展示できてうれしい。徳光さんを知っている人も、そうでない人にも足を運んでもらい、徳光さんと作品の魅力を知っていただきたい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は12時~18時。観覧無料。3月27日まで。