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富山・黒部に昆布水つけ麺店「麺と和と、」 理学療法士の店主による医食同源

煮卵と肉盛りをトッピングした「昆布水つけ麺 贅」(1200円)

煮卵と肉盛りをトッピングした「昆布水つけ麺 贅」(1200円)

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 新川地区にラーメン店「麺と和と、」(黒部市田家新)がオープンして1カ月がたった。

店の外観

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 昆布水つけ麺を通年で楽しめる同店は、理学療法士としての経歴を持つ澤田諒さんが店主を務める。澤田さんは総合病院で勤務していた際、患者から生活習慣病など食生活が影響する病気の相談を多く受けていた。料理が好きだった澤田さんは、患者からの相談を受けるうち、身体的なアプローチはできても食事の提供ができていないと感じたという。「医食同源」への思いもあり、飲食店を開業した。

 2019年に閉店したラーメン店「エスエル」跡地に店を構えた。澤田さんは「自分の父親がよく通っていて、元店主さんとは交流があった。閉店後に店主さんに話を聞いた際に意気投合し、開業に向けての準備を始めた。地元の方々にとっては『エスエルのあった場所』と言うとすぐに分かる好立地だったことも、開業の後押しになった」と話す。

 メニューは、昆布や魚介系の素材を使った、とろみあるだしに麺を浸した「昆布水つけ麺」(850円)を提供。あらかじめだしが絡んだ麺を、しょうゆベースのつけ汁につけて食べる。食べ進めるうち、昆布だしとつけ汁のうま味成分が合わさり味の変化が楽しめるという。

 昆布水は地元の昆布店「四十物(あいもの)昆布」から仕入れた天然の利尻昆布、がごめ昆布を使用。麺は高岡市「シクヤ製麺」から特注した全粒粉100%の国産小麦「春よ恋」、塩はキリバス共和国・クリスマス島のものを取り入れている。ワサビ、レモン汁などの薬味のほか、トッピングとして豚と鶏のチャーシュー「お肉盛り」(250円)、「鶏ごはん」(130円)、「半熟煮卵」(100円)、煮卵と肉盛りのセット「昆布水つけ麺 贅」(1200円)なども用意する。今月中旬からは新メニュー「鶏清湯醤油らぁ麺」も提供する予定。

 澤田さんは「ラーメンは健康に大敵といわれるが、健康に配慮できる和の文化を取り入れたラーメン屋をコンセプトとしている。関東圏で人気が上昇している昆布水つけ麺だが、富山県の昆布文化を落とし込んだつけ麺を堪能してもらいたい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~15時(ラストオーダーは14時30分)。月曜定休(不定休あり)。

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