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富山駅前におにぎり販売店 総菜やみそ汁、オリジナルドリンク のテークアウトも

オーナーの坂倉有紀子さん

オーナーの坂倉有紀子さん

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 おにぎり販売店「つぶ屋」(富山市安田町、TEL076-471-5155)が9月1日、総菜居酒屋「煮込みと惣菜(そうざい)の店 ぺんぎん食堂」2階にオープンした。

のれんが目印の入り口

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 「ぺんぎん食堂」オーナーの坂倉有紀子さんは、「コロナ禍にあっても人に喜んでもらえるような、地域に根付く業態を考えていた。さまざまな飲食店で働き、和食・洋食にお菓子など何でも作れる経験を持つ、店長の護摩堂(ごまどう)絵梨香さんと出会い意気投合した。テークアウトや近隣のランチ需要もあり、彼女の好きな『おむすび』を販売することに決めた」と出店のきっかけを話す。

 店内はコンビニエンスストアやファストフード店をイメージ。メインとなるおにぎりは、その場で握る「塩おむすび」(180円)、「季節の野菜味噌(みそ)おむすび」(240円)などの「むすびたておむすび」と、調理済みの「ごまたくおむすび」(200円)、「えび天おむすび」(300円)などの「しっとりおむすび」合わせて33種類がそろう。価格帯は180円~600円。「日替わり一汁三菜」(500円~)の総菜とみそ汁セットのほか、オリジナルドリンク「自家製ジンジャーエール」(350円)などのドリンクも販売もする。まん延防止重点措置の期間明けには、イートインスペースの設置と週末限定のバー「soda bar 夜つぶ」としての営業も予定している。

 護摩堂さんは「料理教室を開催し、多くの生徒さんに食べる喜びと作る喜び、食べてもらう喜びを伝えてきた。毎日でも食べたくなるような、お母さんの優しい味を目指している。食事にはおむすびとおかず、みそ汁を付けたり、おむすびをおやつ代わりにしたり、いろんな形で味わってもらいたい。気軽に買いに来てほしい」と話す。

 坂倉さんは「温かいおにぎりとみそ汁を出すことにより、人と人、縁をつないでいき、昔からそこにあったかのような町になじむお店にしたい。周辺で勤務している方や帰宅途中の学生など、さまざまな人に足を運んでもらいたい」と思いを込める。

 営業時間は9時~16時。日曜、月曜定休。

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