富山市在住のフォトグラファー、イナガキヤストさんの展示会「写真で旅する イナガキヤスト展」が、文化施設「富山市民プラザ」(富山市大手町)で開かれている。
1981(昭和56)年生まれのイナガキさんは、一般企業に勤める傍らフォトグラファーとしても活動。立山連峰や散居村、雨晴海岸といった景勝地を撮影し、「富山の本気」と題してツィッターやインスタグラムなどで投稿を続けている。絵画のように鮮やかな富山の風景写真、北陸新幹線の運転士と息子の触れ合いを捉えた写真などが反響を呼び、SNS上で53万以上の「いいね」を獲得した。
現在は、NHK富山「イナガキヤストの本気旅」、KNB放送「眺めのいい時間」などのニュース番組内でコーナーを担当するほか、射水市の公式フォトアンバサダーを務めている。
今回は県内外の風景写真50作品以上を展示し、写真の力で旅行を疑似体験できる内容となっている。SNSで話題になった作品をポスターサイズに拡大することで、富山の魅力をダイナミックに打ち出した展示になっているという。未発表作品も紹介するほかフォトスポットも設ける。
関連イベントとして、イナガキさんによるギャラリートークを行う。展示作品の撮影秘話や富山に対する思い、写真撮影のノウハウなどを披露する予定。
開催時間は、平日=11時~16時、土曜・日曜=10時~17時。入場料は中学生以上500円。7月18日まで。