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富山出身の漫画家・鶴谷香央理さん「メタモルフォーゼの縁側」 最終巻と短編集刊行

最終巻となる「メタモルフォーゼの縁側」第5巻

最終巻となる「メタモルフォーゼの縁側」第5巻

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 富山出身の漫画家・鶴谷香央理さんのコミック「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)第5巻が1月9日に刊行された。

短編集「レミドラシソ 鶴谷香央理短編集2007-2015」

 1982(昭和57)年、高岡市生まれの鶴谷さんは、2007(平成19)年「おおきな台所」でデビュー。同作で「第52回ちばてつや賞」準大賞を獲得した。初の単行本となる「メタモルフォーゼの縁側」が、「THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め!」(フリースタイル)1位、「このマンガがすごい!2019 オンナ編」(宝島社)1位などを受賞し、話題を呼んだ。

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 同作は書店員の女子高生・うららと夫に先立たれた老婦人・雪が、ボーイズラブ(BL)漫画を介して交流を深めていく友情ストーリー。2人は58歳という年齢差がありながら同じBL作品に魅了され、かけがえのない推し活仲間として、共に同人誌販売会へ出向いていく。彼女たちの穏やかな日常を通して、何かを好きになることの喜びや尽きることのない好奇心、ほどよい距離感で育まれる友情が、丁寧かつ柔らかな筆致で描かれる。幅広い世代から支持を集め、実写映画化も決定した。

 短編集「レミドラシソ 鶴谷香央理短編集2007-2015」も同時刊行。デビュー作「おおきな台所」をはじめ、「吹奏楽部の白井くん」「ル・ネ」の短編3作を収録する。