ネパールの祭り「ダサイン」が10月13日、「福岡家族旅行村ケビン」(高岡市福岡町五位)で開催される。主催は富山ネパール文化交流協会。
富山ネパール文化交流協会によると、「ダサイン」は天界を窮地に陥れた魔神・マヒシャースラを10日間の戦いの末打ち破った女神・ドゥルガの帰還を祝うヒンズー教の祭りで、ネパールやブータンなどヒマラヤ山脈地方で9月から10月にかけて行われ、国内最大の祝い行事という。。ネパールでは企業、公共機関、学校などが約1~2週間にわたって休日となり、日本の正月のように帰郷して、家族、友人らと共に祝う。
富山で開催される同祭は今年で4回目。当日は、県内外からネパール人留学生や在住者、富山在住の日本人が集まり、ネパール料理や民族衣装の試着、ネパールの舞踏やディスコイベントなどを楽しむ。幸せを祈る儀式として、米とヨーグルトを混ぜた「ティカ」を額につける儀式も行う。
射水市で仏教絵画の作家活動を行っている富山ネパール文化交流協会会長のダルマ・ラマさんは「里山の中での開催になるので、ネパールの雰囲気を感じられるのでは。お酒を飲みたい方は福岡駅から送迎も行っている。ネパールと富山の方々が触れ合い、多文化交流につながるきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は17時~(15時調理開始)。参加費は2,500円。宿泊可。参加予約はダルマ・ラマさん(TEL 090-2832-4002)まで。