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富山のDJイベント「HOUSE GROW」が17周年 入場無料でクラブ体験を

昨年の様子

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 DJイベント「HOUSE GROW(ハウス・グロウ)」が10月5日、富山駅前にあるクラブ「MINORITY(マイノリティ)」(富山市桜町2)で行われる。

イベントのフライヤー

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 同イベントは2002(平成14)年、富山駅前のクラブ兼ライブハウス「MAIRO(マイロ)」が開店した頃に県内の若手DJが集まり、毎月企画を行うようになったのが始まり。ハウスを中心に、最新のダンスミュージックからクラシックスと呼ばれる名曲などをDJが継ぎ目なく選曲するスタイルが特徴のイベント。

 これまで、フランソワ・Kさん、ティミー・レジスフォードさん、ダニー・クリヴィットさん、ラリー・ハードさん、トッド・テリエさん、プリンス・トーマスさん、「イジャット・ボーイズ」ら海外から世界のクラブシーンの第一線で活躍するDJを定期的に招聘(しょうへい)し、北陸のダンスミュージックシーンを代表するイベントとなったが、2014(平成26)年12月に開催した130回目の企画をもって休止した。約3年の休止期間を経て、一昨年10月にノルウェーのダンスミュージックのゴッドファーザー的存在であるビョーン・トシュケさんをゲストに迎えたイベントで復活を遂げた。今回は同イベントの17周年を記念して、入場無料での開催となる。

 主宰のKENJEEさんは「ホームグラウンドの『MAIRO』や『MINORITY』、たくさんの仲間たちとの信頼関係があったからこそ、イベントを続けることができた。大きな音で音楽に合わせて踊る気持ち良さ、普段知り合わないような人との出会いなど、クラブで遊ぶ楽しさを味わってもらえれば。気軽に訪れてほしい」と呼び掛ける。

 出演DJは、SHIMAさん、TACHIBANAさん、WATARU TAKANOさん、KENJEEさんのレギュラーメンバー4人で、全員DJのキャリアは20年近くになる。KENJEEさんは「それぞれ磨いてきたプレーテクニックとキャラクターの違いが見どころ。例えるならば、SHIMAは多幸感があり、TACHIBANAは思い切りがあり快楽的、WATARUは陽気。自分は繊細なDJミックステクニックかと思う」と話す。「20年DJをやってきて、常に新しいこと、新しい挑戦をしていきたい。自分が好きで世界で発信されている最先端のさまざまな音源をプレーしていきたいし、頭の中はフレッシュで常に刺激を受けていたい。DJに興味がある、これからDJに挑戦したいという人にも遊びに来てもらい、交流していければ」とも。

 21時開場。入場無料(別途ドリンク代600円)。来場者には先着でイベント17周年記念のミックスCDを進呈する。

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