見る・遊ぶ 暮らす・働く

高岡市美術館に「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」 出身地・富山に

企画展示「原画展 _大長編ドラえもん」

企画展示「原画展 _大長編ドラえもん」

  • 0

  •  

富山・高岡市美術館(高岡市中川1、TEL 0766-20-1170)2階に12月1日、「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」がオープンした。

伝統産業「高岡銅器」で制作したドラえもん像

[広告]

ドラえもんをはじめとする数々の名作を世に送り出してきた漫画家の藤子・F・不二雄さんが、幼少から少年時代までを過ごしてきた高岡市。同ギャラリーでは、藤子さんのふるさとでの足跡をたどりながら、多くの原画や作品展示を通してたくさんの人に藤子作品の面白さや楽しさに触れてもらうことを目的としている。

会場には、藤子さんの手作り幻灯機を再現した映像作品や「ドラえもん」をはじめとする漫画の原画、ベレーやカメラなどの愛用の品、14歳の時に描いた本邦初公開となる「妖怪島」の冊子を展示。企画展として「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」との連携企画「原画展 大長編ドラえもん」を1年間にわたり3部構成で展示する。

同ギャラリーに併設する「ギャラリーショップ」では、クリアファイルやノートなどのオリジナルグッズを販売するほか、自由に漫画を読める「まんがライブラリー」も開設する。

「日本を代表する漫画家、藤子・F・不二雄さんが小さいころに暮らしていた高岡で、プロになる前はどんな作品を描きどんなことを思っていたのかを、原画を通じて感じてもらえると思う。このギャラリーだけの展示もあるので県内はもちろん、県外からのお客さんにもぜひ足を運んでいただきたい」とギャラリー長の放生さんは話す。

「入り口はどこでもドアの入り口を再現しており、くぐると藤子・F・不二雄さんの世界が始まる仕掛けになっている。美術館ならではの雰囲気も魅力と感じていただければ」とも。

開館時間は9時30分~17時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。料金は、一般・大学生=500円、中・高校生=300円、小学生・幼児(4歳以上)=200円、4歳未満無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース