アート作品やハンドクラフトに触れるイベント「Amapola Fes(アマポーラフェス)」が、10月13日・14日に「旧宮島村役場」(小矢部市)で行われる。
「ビンテージ空間で楽しむ大人のハンドクラフト、こだわりの食、極上の音楽」をコンセプトに、2012(平成24)年に始まった同イベントは今回で6回目を迎える。会場の「旧宮島村役場」は大正末期に宮島村の役場として建てられた洋館を、1986(昭和61)年に移築復元した建物。和洋折衷の特徴的な建築が評価され、2000(平成12)年に国の登録有形文化財に登録されている。
2日間にわたるフェスの期間中は、建物と敷地全体がインスタレーションとなり、作家たちによるアート作品やハンドクラフト、フードの販売、コンサートやワークショップが催される。
石川県の能登を拠点に、キリスト経の一派であるシェーカー教徒が生んだ伝統工芸「シェーカーオーバルボックス」を制作する奥野健一さん、イギリスで生まれた技法、モカウエアを応用して陶磁を制作する片瀬有美子さんをはじめ、hibikiさん(ガラスアクセサリー)、co-yoさん(革)、「studio-tao」(染織)、西垣聡さん(ガラス)、「P.T WORKS&DESIGN」(バッグ)、前川わとさん(陶磁)、Lightblue.(タティングレースアクセサリー)らクラフト作家が集結する。「Rie wild vine wreath」のリース、「LUNA'S WORK」のフラワーの販売も行う。
氷見でオーダーメード靴店「靴のつるが」を営む釣賀愛さんのワークショップでは、魚のうろこを加工したアクセサリー作りを体験できる。事前予約制。
諸外国の郷土料理を日本風にアレンジした「Maggoo」(13日)、旬の野菜や果物を取り入れた「ベジデリYui」(14日)の特製ランチをはじめ、コーヒー、パン、スイーツ、肉料理などさまざまなフードも提供。ジャズユニット「小和瀬さとみ with えびら耕太郎」のライブ、keiji morimotoさんによるダンスパフォーマンス、I・T local DJsのDJも披露される。
開催時間は10時~17時。入場無料。ワークショップ参加費は2,000円。