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富山のロックバンド「インテリア・パレット・トウシューズ」がレコ発ライブ

現体制で最後のライブとなる、インテリア・パレット・トゥシューズ

現体制で最後のライブとなる、インテリア・パレット・トゥシューズ

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 富山在住のメンバー5人構成で活動するインディーロックバンド「interior palette toeshoes(インテリア・パレット・トゥシューズ)」の新作発売記念イベントが9月29日、富山駅前にあるライブハウス「MAIRO」(富山市桜町2)で開催される。

会場で先行発売される金沢のバンド「film.」の新作EP「KAREN」のジャケット写真

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 インテリア・パレット・トゥシューズは2002(平成14)年に結成し、2004(平成16)年に現体制となる5人組で本格的に活動を開始。音源制作からライブイベント主催まで、ほとんどの活動をメンバーだけで行っている。楽曲だけでなく、冊子になったイベントフライヤーや2種類のジャケットがあるシングルレコードなど、作品やイベントのアートワークにも強いこだわりを持つ。今回のライブを記念した有料フライヤーには、未発表曲を再構築した「リミックス版8センチシングルCD」を付属するなど、新しい試みを行っている。

 2019年6月にバンド初のフル・アルバム「.」を発売。今回はその記念公演となる。共演には、富山のオルタナティブ・バンド「general fuzz soundsystem(ジェネラル・ファズ・サウンドシステム)」、金沢のインストゥルメンタル・バンド「film.(フィルム)」を招き、3組でライブを行う。

 同ライブをもって、ベース担当の若杉空士(たかし)さんがバンドを脱退。若杉さんは「film.」のサポートメンバーも務めており、どちらのバンドも現体制では最後のライブとなる。若杉さんも録音に参加した「film.」の新作EP「KAREN」を先行発売する。

 若杉さんは「今回はバンドの集大成であるアルバムの発売記念と、メンバーとしての最後の演奏と、いろいろなことが集約している。演奏に集中して淡々と時間が過ぎるのか、活動遍歴を思い出しながらになるか、当日にどういう感情になるか分からない怖さと、今までにない緊張感がある。完成したアルバムはこれ以上ない作品に仕上がり、達成感があった。最後のライブも全力でやり遂げたい」と話す。

 「film.」のギター担当の地(ち)優さんは「最初は彼のバンド活動に影響や負担がないよう、いくつかのライブをサポートしてもらうつもりで参加してもらったが、気付けば10年以上一緒にバンドをやっていた。きっと自分も他のメンバーも心地良かったのだと思う。それぞれ形は変わっても音楽は続けていくと思うが、もう一度一緒に作った音源を発売できてうれしい。現体制は今回で最後になるが、いつも通り良いライブができるようにしたい。この3組のバンドでライブをするのはいつだって最高」と話す。

 17時30分開演。チケット料金は当日1,500円(1ドリンクオーダーが必要)。「film.」の新作EPは1,000円。

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