黒部市内に2月27日、イタリアンピザ店「Pizza tetto(ピッツァ・テット)」(黒部市立野、TEL 0765-88-9051)がオープンした。
富山市出身の蛯谷英史さんが店長を務める同店。もともと洋食店だった建物は大きな三角形の屋根とアンティークのエントランスが特徴で、内装は植木を使った緑あふれる落ち着いた雰囲気に仕上げた。店名の「tetto」はイタリア語で「屋根」を意味し、「この屋根の下でピザを楽しんでいただきたい」との思いを込めた。
独学でナポリピザ作りを始めた蛯谷さん。イタリアへ研修後、金沢市、富山市内での勤務を経て、同店の立ち上げにこぎ着けた。
ナポリピザは、コルニチョーネ(縁の部分)がふっくらし、外がサクッと中はもっちりとした食感が特徴。同店では数種類の小麦粉を混ぜて生地を作り、サイズが大きくても軽さがありもちっとした食感を残すことを意識しているという。ピザはまき窯で焼く。「温度調整は難しいが、短時間で焼き上がるのが魅力。まきの香りも楽しんでもらいたい」と蛯谷さん。
ランチタイム(11時~14時)は、約20種類から選べるピザランチ、週替わりのパスタランチの2種類を用意。カフェタイム(14時~18時)は、ドルチェとドリンクを提供する。ディナー(18時~)は、ピザ、パスタのほか、小皿料理として、生ハムの盛り合わせ、黒部名水ポークのカツレツ、本日の鮮魚のカルパッチョなど提供する。ドリンクは、ワイン、カクテルから日本酒、焼酎など、さまざまなアルコールを用意する。ピザは全品テークアウト可能。
蛯谷さんは「富山に数少ない、まき窯で焼く本場ナポリピザと一緒に楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。水曜定休。