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高岡に多国籍料理店 県内唯一のネパール料理も

数種類のおかずを混ぜながら食べる「ダルバート」

数種類のおかずを混ぜながら食べる「ダルバート」

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 高岡市の中心街に10月1日、多国籍料理店「バスネット・アジアン・ダイニング」(高岡市あわら町7)がオープンした。

店主のバスネットさん(中央)とネパール人スタッフ

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 射水市のインド・パキスタン料理店「カシミール」元ホール担当者のネトラ・バスネットさんが店主を務める同店。

 バスネットさんは、地元のカレーファンから「ゴライアス君」「バスネット君」の愛称で親しまれている。9月に志貴野中学校前の「インド料理ソバティ」の経営を引き継ぎ、ネパール人スタッフ3人と共に、「アジアンダイニング」として独立することになった。

 同店では、パキスタン・スタイルのカシミールとは異なり、インドのキングフィッシャーなどさまざまなアルコール類もそろえる。ソフトドリンクは濃厚な甘みが特徴の自家製ラッシーを用意。ネパール人スタッフが作る本場のカレーをアルコールと一緒に楽しめるのが特徴だ。

 ネパールの家庭料理「ダルバート」(1500円)は、5人以上の予約注文から対応する。豆のカレースープの「ダル」、バスマティと呼ばれる細長いインディカ米の「バート」を、ピリ辛の漬物「アチャール」やおかずと一緒に混ぜながら食べる。「ダル」「バート」「アチャール」は食べ放題。

 このほか、ネパール式の蒸し餃子「モモ」(700円)、焼きそば「チョウミン」(500円)、米を潰して乾燥させた「アールチウラ」(600円)もそろえる。

 ランチメニューは、カレー、ライス、ナン、チキンティッカ、サラダをセットにした「バスネットセット」(900円)をはじめ、タイカレーとトムヤンクンスープのセット「タイセット」(1100円)を用意する。ナンはロティへの変更にも対応する。

 「富山カレー呑兵衛倶楽部」を主宰するあんとんさんは「お酒を置けないインド・パキスタン料理店が多い中、料理とお酒を楽しめる貴重な店。富山県内では唯一ネパール料理を食べられるのも魅力」と話す。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時。

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