富山市の花水木通りで8月7日、「花水木通り 夏の七夕祭り 」が開催される。
富山駅から市電で10分ほどの場所にある花水木通りは、ファッションや飲食店、ゲストハウス、音楽などさまざまなジャンルの個性的な店が並ぶ注目のスポット。
今回で6回目となる同イベント。毎年旧暦の七夕の頃に開催。数年前から中心となって活動している大住洋一さんが店主の自転車店「トウーレイトスポーツ」(富山市南田町1)で、恒例の「流しそうめん」を提供する。毎回凝った作りで人気を集めており、今年は富山市大沢野にある「八木山の滝」をイメージして作るという。
参加店は「トウーレイトスポーツ」のほか同通りに店舗を構える、ブティック「フォンドット」、バー「ハナミズキノヘヤ」、ケータリング・予約制レストラン「キッチン花水木」、イタリアンレストラン「CIBO」、古本・カレー「古本と珈琲 ジンジャーラーメンブックス」、8月にニューオープンする八百屋「ベジライフプラス」を予定しており、フリマや特別セール、特製カクテルや限定メニュー販売など、それぞれに趣向を凝らした出店を行う。
そのほか、タイ式マッサージ、金沢の新天地から雑貨や飲食などのゲスト出店も予定する。
同通りでは、店主らがササを刈り手作りした「願いがかなう」と評判のササ飾りを随所に設置。願い事を書いた短冊を付けることができる。
昨年の11月に店をオープンし、今回初めて参加する「古本と珈琲 ジンジャーラーメンブックス」店主の飯野さんは「一昨年の七夕祭りで、まだ店を開く予定はなかったが『花水木通りで古本屋を開く』と短冊に書いた。その願いを実現することができたので、ぜひ来場の皆さんも短冊に願いをかけてほしい」と話す。
大住さんは「各店舗で自由にやりたいことをしていることで、手作り感のある面白い祭りになっていると思う。子どもから大人まで楽しめる祭りなので、これを機に気になっている店をのぞいてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~21時。