富山のセレクトショップ「BLUE POINT」（富山市太郎丸2）が8月7日～11日の5日間、隣接のイベント・カフェスペース「HOME kitchen」内で沖縄の器とフードを販売する。

店主自ら現地へ足を運び買い付けてきた器

　同店で沖縄の商品を買い付け・販売するのは、一昨年に次いで2回目。「沖縄店（てん）」と名付けた今年は、店主自ら現地へ足を運び買い付けてきた器が中心となる。そのほか「宗像堂」のパンや「さんぴん茶」、アグーソーセージやシークヮーサージュースなど、沖縄でしか手に入らないフードも充実させる予定だ。

　同店は魚津市にある「BLANC BLEU」の姉妹店で、「着心地の良さ」を追求した国内外のブランドをそろえる。カジュアルでベーシックな洋服と、日常で使える調理器具や器などの生活雑貨も豊富に並ぶ。独自の目線でセレクトした商品は、男性・女性とも幅広い年齢層を想定。今回の企画では、「普段使いのできる」器として、沖縄の伝統的な焼き物・読谷山（やちむん）焼を取りそろえている。中でも沖縄・読谷村に工房を構える「大嶺（おおみね）工房」の大胆な絵付けのカップや深皿は人気の品。「素朴な風合いが魅力の読谷山焼は、どんな料理にでも合うのが魅力。毎日の食卓で気軽に使ってほしい」と同店店長の井上育美さんは話す。

　期間中は、毎月数日間のみ営業するカフェ「HOME kitchen」もオープン。「タコライス」や「ゴーヤチャンプルのプレート」「スパイシーチキンのプレート」、沖縄の黒糖を使ったシロップで作るかき氷などがメニューに登場する。

　営業時間は11時～18時。8月11日まで。