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富山・総曲輪の民芸品店で「沖縄の民芸フェア」

店内の様子

店内の様子

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 富山・総曲輪の民芸品店「林ショップ」(富山市総曲輪2)で6月6日、「沖縄の民芸フェア」が始まった。一昨年の秋に続き、開催は今回で2回目。

「沖縄の民芸フェア」で展示されている、マカイと呼ばれる陶器のお椀

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 陶芸品、織物、ガラス製品などの生活に根付いた民芸、工芸品を日本全国から仕入れ販売している同店。5月中旬、店主の林さんが沖縄に約1週間かけて買い付けに行き、今回の企画に備えた。

 商品は、ガラス製のピッチャー、筒型の花器、コップ類、陶器製のマカイと呼ばれる沖縄特有のフォルムのわん、平皿、湯のみなど約250点で、常時100点近くを展示販売している。

 陶器類については伝統的な沖縄の技法で模様を付ける点打ち(三彩)や唐草模様をあしらったものから、沖縄らしさにとらわれない自由な表現方法を用いた作品まで、さまざまな表情の器をそろえる。

 ガラス類については、沖縄のガラス作りはもともと米軍の廃材だったコーラの瓶などを原料に作られてきた背景があり、今でも再生ガラスを用いたものが多い。そのため厚みのある独特な重厚感のあるポッテリとした造形に仕上がっている品がズラリと並ぶ。

 「前回に比べ買い付けの量も種類も豊富取りそろえることができた。今回の展示を機に沖縄のものの魅力が富山の人にも広まってくれることを期待している」と林さん。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。無くなり次第終了。

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