海外アニメのような色彩感覚や造形センスが持ち味で、富山弁を話す個性的なキャラクターが登場するアニメーションを数多く手掛ける富山在住・兄弟クリエーター「The BERICH」が、自身の作品のキャラクターを生かした富山弁LINEスタンプを制作した。
現在発売中のLINEスタンプはアニメ作品「総曲輪エレジー」「北陸ブルース」に登場する人気キャラクター・象島社長をモチーフとした、ハードな富山弁を話す「象島社長のハードコア富山スタンプ」と、代表作「THE BROTHER」の個性派キャラ「兄ちゃん」と「ブーチョ」が登場する「THE BROTHERのハード富山弁スタンプ」の2種類。
「象島社長のハードコア富山スタンプ」では「いいにかよ(いいね)」「そいこともあっちゃ(そういうこともあるよね)」「恥ずかしいにかよ(恥ずかしいよ)」。統計データでは「THE BROTHERのハード富山弁スタンプ」では「しゃんか(そうか)」「おいよ!(そうだね!)」「そいがそいが(そうそう)」の利用頻度が高く、海外での利用者も増えているという。
制作者の宮坂さんは「受け取った人がうれしくなるようなスタンプを作りたかったのが制作のきっかけ。ゆるい富山弁のスタンプは既に出ていたので、できるだけハードな富山弁にこだわって制作した。スタンプだけで会話ができるのも特徴。50代以上のオッサンたちが使うような言葉なので幅広い年齢の方に使ってほしい。県外の人は不思議な言葉だなぁと思いながら使っていただければ」と話す。
価格は各120円。今後は象島社長、「THE BROTHER」ともに第2弾の制作も予定。