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富山のガラスアトリエで3人展 「ギヤマンガラスJoit Exhibition」

写真左から「Spiral Arts」「blueplanet」「hibiki handclaft」の作品

写真左から「Spiral Arts」「blueplanet」「hibiki handclaft」の作品

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 富山市山室荒屋のギャラリー&アトリエ「Spiral Arts」(富山市山室荒屋)で現在、ガラス作家3人による「ギヤマンガラスJoit Exhibition」が開かれている。

3人の世界観がひしめき合うギャラリー内

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 同展は、県内で活躍するギヤマンガラスアーティスト「Spiral Arts」の高橋祥行さんと「hibiki handclaft」の高橋亜紀子さん、栃木で活躍するガラス作家「blueplanet」の大橋春香さんによる3人展。それぞれの持ち味を発揮した作品を美しい空間演出とともに展示販売する。

 3人が作品に使うギヤマンガラスとは、ビーカーなどの理化学器具などに使われる耐熱ガラスのこと。熱に強く強度があり、透明度が高いのが特徴。Spiral Artsの作品では、富山から見た景色や空気感をガラスに投影し、作品を通して空間に「宇宙」を演出するような照明やハウスウエアを展開する。blueplanetの作品は、旅先で見た光景や空気感からインスピレーションを受け、一つ一つに願いを込めて制作した繊細な模様のアクセサリーが中心。

 ギヤマンガラスと真鍮や天然石など、さまざまな素材と組み合わせながら一つの作品として再生する表現法を用いるhibiki handclaftは、海で拾い集めたガラスの破片(シーグラス)を加工したアクセサリーをはじめモビールやオブジェなどを出展する。

 高橋祥行さんは「3人それぞれの世界観を1つの場で見られるギャラリーは、日が暮れるとランプに光がともるので、実際に使用した雰囲気も味わってもらえるはず。空間そのものも楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は11時~19時。入場無料。1月11日まで。

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