

- 陽進堂、日本国内におけるバイオシミラー製造体制を確立
- Cytivaのスピード、柔軟性、拡張性を実現するモジュール式製造プラットフォームが、陽進堂を支援
ダナハー・コーポレーションの一員、バイオ医薬品製造のテクノロジーとサービスのグローバルプロバイダーであるCytivaと株式会社陽進堂(以下、陽進堂)はこのたび、両社がFlexFactory(TM)契約を締結し、陽進堂の日本市場向けバイオシミラー原薬の国内製造体制構築をCytivaが支援することを発表しました。
陽進堂は、2028年以降、富山県にある自社工場でバイオシミラー原薬の製造を開始する計画で、日本国内における経済性の高いバイオ医薬品の安定供給に貢献します。本契約により、陽進堂はシングルユース技術を活用したバイオシミラー原薬の製造が可能となり、将来のニーズに対応する柔軟性を確保しながら、設備の早期稼働を実現します。

CytivaのFlexFactory(TM)ソリューションは、標準化されたモジュール式のバイオプロセス設計技術を統合したもので、シングルユースシステムに関する深い専門知識がなくても、施設設計から商業生産までの期間を短縮することを可能にします。2026年初頭に完了したプロセス設計フェーズを通じて、陽進堂は自社の製造業務を可視化し、主要な運用要件を予測することができました。
同施設では、日本市場向けの抗体医薬品バイオシミラー原薬の製造を行う予定です。これは、陽進堂が過去10年間にわたり蓄積してきたバイオ医薬品事業における専門性をさらに発展させる重要な一歩となります。なお、本契約に伴う設備導入に当たっては、厚生労働省の支援(医療施設等施設整備費補助金(バイオ後続品国内製造施設整備支援事業))を受けています。
陽進堂 代表取締役会長・下村健三は、次のように述べています。
「本契約は、原薬から製剤まで一貫したバイオシミラー自社製造体制を確立する上で、陽進堂にとって重要な節目となります。我々は、日本国内の患者様にバイオシミラーを安定的に供給できる柔軟な製造能力を構築することを目指します。」
Cytiva 日本法人のゼネラルマネージャー・Nick Lines(ニック・ラインズ)は、次のように述べています。
「陽進堂と緊密に連携することで、最新の製造アプローチの導入を支援し、バイオシミラー製造のための設備確立を加速させるとともに、国内供給のレジリエンスを強化しています。」
富士経済の調査によると、日本国内のバイオシミラー市場は、2020年度の約9,030億円から2030年度には約1兆2,400億円へと、37.5%の成長が見込まれています。この成長は、主要疾患領域における使用の拡大と、厚生労働省による医療の持続可能性を維持するためのバイオシミラー使用促進策によるものと考えられます。これらの市場および政策の動向は総合して、今後10年間の日本のバイオシミラー産業に対する、安定的かつ追い風となる見通しを示しています。
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陽進堂について
1929年の創業以来、原薬から製剤まで、一貫した研究開発・製造・販売の確かな体制を整え、高品質でリーズナブルな価格のジェネリック医薬品を製造するメーカーとして、大きな信頼を得てきました。現在、輸液・透析液などのエッセンシャルドラッグやバイオ医薬品にも取り組んでおり、これからの日本に「なくてはならない製薬企業」を目指し果敢に挑戦していきます。
Cytiva(サイティバ)について
Cytivaのミッションは、治療法の開発を前進、加速させることです。世界40カ国以上に約15,000人の従業員を擁し、その専門性と能力を活かしお客様の柔軟性、生産性、効率性の向上を支援しています。弊社が誇るツールとテクノロジーの幅広いポートフォリオ、グローバルな事業展開、最高クラスのサービスは、創薬からデリバリーのあらゆる業務において、研究者、バイオ創薬のスタートアップ企業、大手バイオ医薬品メーカー、委託製造業者など、さまざまなお客様に対し必要不可欠なサポートを提供しています。詳細は、cytiva.comでご覧ください。
Cytivaは、ダナハー(NYSE: DHR)の科学技術イノベーションファミリーの一員であることを誇りとしています。ライフサイエンスおよび診断分野のイノベーターとして、科学技術の力を加速させることに尽力するダナハーの詳細は、www.danaher.comをご覧ください。