プレスリリース

【キュアコード株式会社】国内初のガーミンヘルスソリューションパートナーに認定

リリース発行企業:キュアコード株式会社

情報提供:

PHRデータ取得システム「PHRONTIER(R)」を提供するキュアコード株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役:土田 史高、以下 キュアコード)は、Garmin Healthのソリューションパートナーとして、国内で初めて認定されたことをお知らせいたします。

このパートナーシップにより、キュアコードが提供するPHRデータ取得システム「PHRONTIER(R)」と、Garmin (ガーミン)の高性能なウェアラブルデバイスとのシームレスなデータ連携が実現します。これにより、臨床研究や企業の健康経営といった分野において、多様なPHR(Personal Health Record)データの取得・活用を強力に推進してまいります。



■パートナー認定の背景と今後の展開

「PHRONTIER(R)」は、ウェアラブルデバイスから得られる歩数、心拍数、HRV(心拍変動)、睡眠、ストレスレベル、GPSデータといった多様な生体データを収集・管理できるPHRデータ取得・臨床研究管理システムです。これまでも、様々な研究分野でのデータ取得に活用されてきました。

特に、消防士や山岳救助隊など救急隊員の活動時におけるストレスレベルの客観的把握や位置情報の把握など、専門的かつ過酷な環境下でのデータ収集において高い需要があります。

今回の Garmin Health ソリューションパートナー認定により、世界中で信頼されるGarminの精度の高いセンサー技術と、多彩なラインナップを誇るウェアラブルデバイスを、PHRONTIER(R)と組み合わせて利用することが可能になります。これにより、研究参加者はGarminデバイスを装着するだけで、自身の健康データを自動的にシステムへ提供でき、研究者はより質の高いデータを効率的に収集・分析することができます。

さらに、キュアコードが持つアプリケーション開発のノウハウを活かし、研究者や企業独自のアプリケーション開発にも対応します。これにより、汎用的なシステムでは難しい、個別の研究テーマや企業の健康課題に特化したデータ収集・分析が実現します。

■臨床研究から企業の健康経営、AI活用まで

本ソリューションは、スマートフォンやウェアラブルデバイスなどから得られるデジタルデータを用いて、個人の健康状態や行動・心理特性を定量的に把握する「デジタル・フェノタイピング(Digital Phenotyping)」技術を基盤としています。

この技術は臨床研究領域だけでなく、従業員の健康管理と生産性向上を目指す「健康経営」にも有効です。特定の業務における一時的なストレスレベルの把握や、客観的データに基づいた健康増進プログラムの策定などを通じて、従業員のウェルビーイング向上に貢献します。

また、一人作業(ワンオペレーション)が発生しがちな工場などにおいて、Garmin デバイスの転倒・停滞検知機能と連携した救急アラートシステムとして、作業員の安全・体調管理に貢献するといった活用も期待されます。

さらに、収集された心拍数、HRV、GPSデータなどの多様な生体・行動データをAI技術と組み合わせることで、新たな価値を生み出します。疾患リスクの早期予測モデルの構築や、個人に最適化されたヘルスケア提案など、次世代のデジタルヘルスケアソリューション開発への応用が期待されます。

キュアコードは、Garmin とのパートナーシップを通じて、人々の健康にまつわるデータの価値を最大化し、より豊かな社会の実現に貢献してまいります。
■Garmin Hearthについて



Garmin Healthは、Garmin 製品エコシステムのセンサーデータとインサイトを活用したデジタルヘルスソリューションのリーディングプロバイダーです。企業の健康経営、集団健康管理、患者モニタリングプログラムなど、多様なニーズに応じたカスタマイズされたデータソリューションを提供しています。

Garmin Health のAPIとSDKにより、第三者は適切なプライバシーポリシーのもと、リアルタイムおよび過去のウォッチデータを自社のアプリケーションにシームレスに統合することができます。グローバルに製品の設計・製造・出荷を行う信頼性の高いプロバイダーとして、世界中の企業や研究機関との協業を推進しています。

Garmin Healthについての詳細は以下よりご覧いただけます。
https://www.garmin.com/ja-JP/health/
■PHRONTIER(R)について



PHRONTIER(R)は、PHRデータを基盤とした医学研究・診療支援アプリケーションの開発や、自治体・企業の健康増進施策を実現するためのプラットフォームです。

従来、疾患ごと・サービスごとに個別のシステムとデータベースを構築する必要があり、データも分断されていました。PHRONTIER(R)はこの課題を解決し、ユーザー個々の健康データを統合的に管理することで、開発コストと運用コストの大幅な削減を実現します。

また、データの一元管理により患者へのきめ細かなサポートが実現するとともに、医師やスタッフの手間の削減に貢献します。

PHRONTIER(R)についての詳細は以下よりご覧いただけます。
https://phrontier.jp/
<キュアコード株式会社について>



2011年創業。医療・介護・健康などヘルステック分野を中心としたITベンチャー企業。医療・ヘルスケアアプリ・システムの研究開発だけでなく企画立案やデザイン、運営事務局、カスタマーサポートまでを一貫して手がけています。自治体および研究機関と産学官連携の推進も行っています。

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