能登半島地震から11ヶ月め。
災害関連死。私たちは避難生活で亡くなる方をゼロにしたいと奮闘しましたが力およばず、10月31日、石川県で開かれた専門家の審査会は、新たに19人を認定するよう答申が行われました。今後、市や町から正式に認定されれば、災害関連死の人数は新潟県と富山県の4人を含めて218人となります。直接死もあわせた能登半島地震の死者の数は445人となる見通しです。石川県内の自治体には、さらに200人ほどについて遺族から災害関連死の申請が出されていて、審査が進むと、能登半島地震の死者は今後も増える可能性があると言います。
●ネットワーク参加自治体と最大支援値
1)参加自治体数::23 大阪府交野市が加わり久々の増強です!
静岡県 富士市
静岡県 西伊豆町
愛知県 刈谷市
北海道 沼田町
福岡県 篠栗町
奈良県 田原本町
大阪府 箕面市
福岡県 須恵町
山梨県 北杜市
千葉県 君津市
新潟県 見附市
山梨県 富士吉田市
高知県 高知市
埼玉県 越谷市
秋田県 大仙市
京都府 亀岡市
群馬県 大泉町
群馬県
神奈川県 鎌倉市
大阪府 泉佐野市
福島県 棚倉町
富山県 魚津市
大阪府 交野市
2)みんな元気になるトイレ:89室
・トレーラー型:22台×4室-4室 ※4台はバリアフリー仕様(3室)のため
・トラック型:1台×5室
3)対応避難者数:4,450人/日(89室×50人)
4)対応トイレ回数:28,750回/日(23台×1,250回)
●能登半島地震への支援状況
1)派遣数:輪島市5台+珠洲市4台=合計9台
2)支援施設:36ヵ所 ※移設・再派遣含む
3)支援数
・月別|1月:333,900回/2月:329,150回/3月:203,515回/4月:173,475回//5月:78,873/6月:63,090/7月:55,242回/8月:48,825回、9月:40,080回
・累計|延べ308,673人、約1,342,035回
※回数は使用者数からの推定値、1月~4月まで使用者数×5回、4月以降は使用者数×3回で試算
●寄付のお願い
災害大国に暮らす私たちの想像を遥かに超えて災害がアップデートしています。仕組みもマインドも追いついていない状況です。世界的な気候変動も追い打ちをかけます。助けあいジャパンは、奇跡的に社会に実装仕掛けている二つのプロジェクト(災害派遣トイレネットワーク「みんな元気になるトイレ」 災害派遣情報人材ネットワーク「WAA ReSCue」)が、300年続く仕組みになるように動いてまいります。皆さんに助けていただくことが今後もさらに増えていくことになると思います。どうぞ、日本が持続可能でありますように。地域の方々が健やかに過ごせますように。ご協力をよろしくお願いいたします。
11月、まもなく一年。まだまだ支援は続いています・応援をお願いします。
みんなの力を結集して社会課題を解決へ。
一般社団法人助けあいジャパン 共同代表理事 石川淳哉
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